狂気の役者
今日も朝一番で歯医者さんへ。
歯医者さんに行くのが楽しみなんて、まれて初めての経験(笑)。
そういえば一緒に治療していた20代とおぼしき女性が「痛いならすぐ帰ります」と、椅子に座るなり喚いて先生を困らせていた。
「大丈夫。麻酔も使うし、確認しながらだから痛くありませんから。ただ、これだけ進行しているとあと6回通院する必要がありますが」と先生が子供に向かうように説明して、やっと落ち着いた様子。
確かにあのドリルの音を聞いただけで恐怖心がわきますが、それにしても、よくもあれだけ先生に向かって言えるものだと感心してしまう。
私なんかちょっとくらい痛くても我慢我慢ですから。
昨日は失業給付の初回認定日ということで、これも朝一番でハローワークに出向く。
この「認定日」というのは給付金の支給を受けるうえで、最も大切な日といえるでしょう。
正当な理由がないと日程変更ができなく、何があってもこの日に顔を出す必要があるのです。
当然「手ぶら」というわけにはいかず、「活動実績」を明記した認定書を持参。
きちんとした就職活動(規定あり)がないと認定されない恐れもある。
ただ、私のような「会社都合」の場合はかなり優遇されていて、初回については「合同説明会」への出席と、一回でもパソコンで検索していればOK。
最低限3ヶ月くらいはどうしても必要という認識なんでしょう。
「早期就職手当」がいくらもらえるかの説明も、5月に採用決定があった場合のシュミレーションでしたから。
早めに終了したので「潜水服は蝶の夢を見る」を観に新宿に出る。
本当はTVガイドのKさんとランチでもと思ったのだけれど、さすがに今日の今日では無理だと思い、館内でホットドッグを食べた。
チケットは新宿に出てから金券ショップをはしごして捜してみたものの、あまり置いてある店もなく、あっても前売りの値段とほぼ同額。
それでも当日券で入るよりは少しは安いので一枚購入。
この映画鑑賞券の値段というのは、映画の人気と関係あるのかどうかよくわかりませんね。
いずれにせよ正規の値段で入ると損をするのは確か。
私は「奈緒子」がなんと550円で発売されているのを、迷わずゲットしました。
安い、安すぎる!
そういえば、セリーヌ・ディオンの東京ドーム公演のチケットが大量に出回っていました。
特に3月9日(日)の分は相当に余っている様子。
もう少し待てば、かなり値崩れするのは間違いないでしょう。
私も1万円を切るのであれば、席によっては行きたいなと思っているところ。
とはいっても・・・ドームに一人で行くというのも寂しいしなぁ。。。
あ、肝心の「潜水服は蝶の夢を見る」の話を忘れてた![]()
映像は文句無しに美しいし、感動的なストーリーです。
ホント良い映画だと思います。
ただ、私にはちょっと退屈だったというか、途中でちょっぴり寝てしまいました(笑)。
評判は良いのに、館内はガラガラ。
いずれにせよ男性よりも女性ウケするのは確かでしょう。
家に帰ってからDVDで見た「三文役者」の方がよっぽど面白かった。
新藤兼人監督に竹中直人と荻野目慶子が絡み、音羽信子まで「特別出演」。
あの殿山泰司の評伝劇でありながら、新藤兼人の映画人生を追っている面もある。
それにしても荻野目慶子の、女優としてのプロ魂には恐れ入る。
まったく生まれたままの「完全」なヌードを、堂々と披露するその姿には感動すら覚えた。
女優というのは作家と一緒で、「芯」をさらけ出すことの出来る人のみが成り得る職業。
あまりに神がかったその演技にはエロチックな妄想さえも浮かばない。
竹中直人も狂気が乗り移ったかのように、殿山泰司そのものになりきっていた。
「男はソレを我慢できない 」の怪演技もすごかったけれど、竹中直人って役者の範疇を超えている。
そういう意味では、こんな「枠」からはみ出した俳優陣を、好きなように操る新藤兼人監督95才、恐るべしだ。
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