不況

月曜日は全体会議の日。
普段は8時くらいまで続くのだけれど、今日は社長に来客予定があり、早めに始めて7時に終了した。
その来客とは、今最も話題の「相撲界」を専門にしている女性のライターさん。
さすがに大騒動だったらしい。

新宿のK書店でフェアの打ち合わせがあり、T社長と出席。
その後周辺の書店を見て廻ったが、「読みたい」と思う本に出合えなかった。
2時間も売場に居たのに残念。
Image203そういえば、写真のビルが今秋西口に完成。
若者に人気のB書店が東京本店となる超大型店を出店する。
取引先としても、一人の本好きとしても、楽しみにしている。
今、不動産業界はバブル崩壊をも凌駕する、かつて例を見ないような不景 気だそうだが、本当?って言いたくなるほど、あちこちにビルが建っている。
出版界も10年以上もマイナス成長が続いているわりには、巨大書店の出店が相次ぐ。
ま、景気が良ければ、私も書店員でいられたわけだから、不況だというのは足元をみれば分かるけれどね。

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カエサルとシーザー

先日「週刊ブックレビュー」で紹介された「新訳ガリア戦記」が気になっているのだけれど、ローマ時代の知識がまったくないというのも如何なものかということで、先にドラマから入ることにした。
紹介者の佐高信さんも言ってたけれど、「カエサルって誰?」というレベルなんだもん。
ジュリアス・シーザーって言ってくれれば、多少の知識はあるっていうものだが・・・。
でも、ドラマの「ROME[ローマ] 」ではシーザーって言っているのに、字幕ではカエサルとなり、違和感ありあり。
英語のドラマなんだから当然って言ってしまえば、そうなんだけれど・・・そう思うってしまう私の方がダメなのか?

ま、余りに無知なのも悔しいので、今週から塩野七生さんのローマ人の物語 」を読むことにした。
今まで、全然興味がなかったけれど、いいきっかけになりそう。
それにしても、このドラマ、かなりエッチなシーンが盛り込まれているけれど、こんな重厚な歴史ドラマなのにいいのだろうか?
もちろん私はノープロブレムですが(笑)。


今日、読み終わった「一朝の夢は心に染み込む素晴らしい本でした。
さすが、新潮社のFさんが自信を持って薦める本だけのことはある。
朝顔を見る目が変わります。

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祈り

朝一番にTSTAYAでDVDの返却をして、八王子駅に向った。
そごうの最上階にあるヘアサロンで髪を切り、有隣堂を覗いた後に東急スクエアにオープンしたくまざわ書店を見るため。
ここは最初に三省堂が出店したものの、売上が伸びず撤退。
その後をブックファーストが引き継ぐも、やっぱり売れなかったといういわくつきの場所。
くまざわは本店が目の前にあるが、立川のオリオンと一緒で地元を固める作戦に出たのかもしれない。
什器を含め、かなりカジュアルな店構えで、若い客層に合わせた品揃えになっている。
在庫負担を軽くしたい意向が、全体の雰囲気に現れていた。
私はこのショッピングモールで黒字化できる書店は、ヴィレッジ・ヴァンガード以外ないのではと思うのだが・・・。
ともかく、くまざわ書店の健闘を祈るばかりだ。

3時過ぎに家に戻ると、末娘が「お母さんどこに行ったか知らない?」と聞いてきた。
友人が入院しているという、西新宿の東京医大病院にお見舞いに行ったのだ。
昨年舌がんの手術を受けたものの、今年の春になって再発。
2度目の手術では舌どころか、顎骨まで切除してしまうほどの大掛かりのものになった。
会話が出来ないのはしょうがないとしても、食事がまったく出来ないので、ガリガリに痩せてしまっているとのこと。
放射線治療と抗がん剤で髪は抜け落ち、ほとんど体も動かせない状態らしい。
顔立ちの整った美しい人だけに、その話を聞いているだけで沈んだ気持ちになってくる。
とはいえ、妻もやはり乳がんの再発に怯えながらの生活だし、私なんかより数段辛い気持ちになっていることだと思う。
心が重くなるのは、年老いたお母さんしか家族がいないということ。
長く続く入院生活で倒れる寸前なのに、病室を離れようとしないのだと言う。
私も、たとえこの先に苦難が待ち受けていようとも、子どもの死を看取ることだけはしたくないという願いはある。
ひたすら回復を祈るしか術はない。

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大型企画

翻訳モノの大型企画が進行中で、発行元の編集者が原作本と半分まで進んだ翻訳を持ってきた。
我が社に来るのは初めてだったので、「ハリポタ」仕様のビルに感心しきり。
「たった一作で、こんな凄いビルが建つんですね!」
確かにそうだけれど、何しろ累計が2千万部を超える作品。
他にそんな例はないと言うことだ。
いずれにせよ、我が社が全力でプロモーションを請負う場合、少なくとも500万円の予算が必要だと説明したら、目を丸くしていた。
「ハリポタ」も「グッドラック」も決して「運良く」売れたのではない。
綿密に計画を立て、計算されたプロモーションによるもの。
本を作って、「おまかせ」の配本をしただけでは、決してベストセラーは生まれない。
書評からコラムまで、それなりの工作なくしては簡単に取り上げてはもらえない。
もちろん、TV番組での紹介もそう。

l_oth_10さて、明日は朝から取次廻り。
部数も少なく、専門性の高い本だけれど、必要としている子どもたちがいる。
こういう本を持っての営業は、モチベーションが高くなると言うもの。

学校で役立つ 日タイ対訳 学習語彙・用例集

某大型書店では、なんと50冊もの注文をくれた。
最初は渋っていたけれどね(笑)。





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少しは痩せたみたい

雲ひとつ無い青空は気持ちよかったが、それにしても、今日は暑かったsun
会議の帰り道、市ヶ谷から九段下まで歩いたのだけれど汗びっしょりsweat01
でも、最近バナナダイエットに挑戦中なので、メタボ撲滅には貢献したと思う。
後は「見た目」に成果が出るのが大事だけれどね。

今月から一人社員が減ったため、当然のことながら忙しい。
T社長は、ハリポタが終了したこともあり、社員の補充はしないで乗り切ろうと言っている。
でも、それでは廻らないこともあるわけで、アルバイトの女子学生を入れることになった。
「即戦力が欲しい」と主張する女性陣のクレームには耳を貸さず、強行突破。
確かに社会経験がある人の方が私たちの仕事は楽になるのだが、ま、でも若い女の子が職場にいるほうが華があっていい。
もちろん、そう思っているのは男性陣だけだが(笑)。

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正しい休日

TSTAYAからの帰り、空を見上げたら秋のような白い雲が広がっていた。
そういえば明日からはもう9月。
季節の移り変わりは本当に早い。
丘陵地帯を登り降りする30分。
久しぶりに青空の下でいい汗をかいた。
BONES ―骨は語る」はシーズン1を終了。
脚本もいいし、毎回質の高いドラマだった。
シーズン2は9月中旬発売らしいので、それまで何を観てすごそうかなぁ。
あ、まだ「相棒 」のシーズン5が残っているからいっかな。

お昼は妻の実家から「沖縄そば」が送られてきたので、早速いただく。
ちょっと脂っこいが、暑い日にはピッタリ。
新潟の母が送ってきたネギをたっぷり入れると、これがまた美味しいのだ。
枝豆をつまみに、ビールがうめぇうめぇ~ぷはぁ~beer
またも大汗をかいてしまったので、シャワーを浴びて昼寝。
これぞオヤジの休日正統派なり、あぁ極楽。
毎週末をこんなにぐうたらと過ごしていたら、人間がダメになりそう(笑)。
9月になったら、頑張って庭仕事に精を出すことにしよう。
夏の間放っておいた雑草が凄いことになっているしね。



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本日女性お断り

1024x768_SATC_1映画「Sex and the City 」の公開で、女子アナが「セックスアンドザシティ」と声を張り上げるのは、何だか違和感があってしょうがない。
「セックス」って、日本人なら、もう少しためらいのあっていい言葉では?
少なくとも、私は堂々と言える言葉じゃない。
と言うと、融通のきかない生真面目な人間に聞こえるけ9112225れど、少なくとも私はれっきとした「スケベなおじさんです」が何か(開き直り)。

アメリカ的な「性文化」に対する憧れに関していえば、男の方が早かったのかもしれない。
「プレーボーイ日本版」創刊の頃、グラビアに登場する豊満なプレィメイトのヌードに、私たちの心は西海岸に飛んでいた(笑)。
また、20~30年くらい前には「ポパイ」や「ホットドックプレス」などで、盛んに「セックスマニュアル」を特集していたが、あれはあれで「教科書」としての役目を果たしていたと思う。
女性たちは「マニュアル君」と揶揄して、その型通りの行いを非難していたが、少なくともアダルトビデオの世界よりはマシだったはず。
今の男の子たちの「教科書」がAVならば、不幸なのは相手になる女の子たちなのだから。
いずれにせよ車の運転と一緒で、本を読んだだけでは上手くなれない。
こんな雑誌で「勉強」している女性たちに「教育」してもらうのが一番かも。
ま、彼女の部屋に行って、これらの雑誌が積みあがっていたら、逃げだしてしまうかもしれないけれどね(笑)。











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飲み会

朝6時、マックで早朝のアルバイトをしている長男から「京王線が止まっている」というメールが来た。
でも、運が良いことに、今日は夏休みを入れていたので、苦労して都心に出ることもなく助かった。
おまけに天気予報は雨だったのに、けっこう日が差して夏らしい天気。
予定通り、お風呂の改修工事もできた。
娘たちも夏休み中ということで、昼を過ぎても起きてこないし(笑)。

先日、東京カレンダーのKさんが会社を訪ねてくれた。
T社長とは面識がないということで紹介。
特に雑誌を巡る業界環境について雑談を交わす。
その後、九段で久しぶりに一献傾けた。
彼の会社は神保町だが、たまに九段に出て飲むとのこと。
焼酎のボトルが入っていた。
美味しい肴をつまみに、気の置けない友人と飲む酒は心地良い。
書店員時代は、こうして飲みに出ることがほとんどなかったけれど、日本のサラリーマンには欠かせないコミュニュケーションの場であることがわかった。
こうして男は家に帰らなくなり、いよいいよ居場所がなくなっていくんだろうね。
奥さんも望んでいることだろうし、かえって家庭円満の秘訣なのかも。
うちでも「明日は夕飯はいらない」というと、妻の目が輝くもん(笑)。
そういえば遅く帰っても、最近は不倫を疑う疑念の目を感じなくなった。
つまり、その心配が全然ないと思っているということ・・・。
ずいぶんと見くびられたものだが、当たっているだけにしょうがないか。

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本と筋肉

今日も雨。
ただでさえ月曜日は気持ちが乗らないのに。。。
でも、会社に着いてメールを開くと、新潮社のFさんからメールが届いていて、一気に明るい気分になった
やっぱり若い女の子からのメールはうれしい(殴)。
メールには「またお会いして読んだ本のお話がしたい」と書いてあったので、間髪を入れずお誘いの返信を・・・・。
ま、それでは、あまりに浅ましいので、しばらく間を置く事にしたけれどね(笑)。
でも、彼女のお薦めの「一朝の夢」は速攻で買ってきた。
私は本を買うときには、そういう縁を大事にするのだ(どういう縁?)
とは言いながら、一緒に買って、先に読んでいるのは今野敏の新刊「心霊特捜」だけど。
これがまた、ほのぼのとしているというか、ありえないというか、癒される殺人事件なんだな(何)。

つい昨日まで、「震度0 」なんていうリアリティのある警察小説を読んでたばかりなので、その緩さが心地良いのだ。

ところで、毎月本に使うお金をスポーツジムにつぎ込んだら、モテるようになるだろうか?
今、ちょっと悩んでるのだけれど。。。
え、どっちも無理?
そこを何とかお願いしますよ(笑)。








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今週も引きこもり

まるで週末を狙ったかのように降り続く雨。
新潟の妹から電話があり、向こうも同じような天気らしい。
夏休みも残り少なくなってきたというのに、子どもがたちがかわいそうだ。
我が家のお嬢様たちは「そんなの関係ない」とばかりに、妻と一緒に車でショッピングに出てしまいましたが・・・・私を置いてきぼりにして(笑)。
ま、以前なら私も付き合ったのですが、最近は時間がもったいないというか、仕事でショッピングモールを廻っているので、とてもその気になれないわけだけど。
ということで、今週も部屋に引きこもって、「相棒」と「BONES」を見まくった。
でも、私と同じようなヤツがいるとみえて、「BONES」を借り始めたときは全巻余裕で揃っていたのに、急に在庫薄になっていて、今回は5巻を飛ばして見ることなってしまった。
まさか、このブログのせいじゃないとは思うけれど(笑)。

Image199 「きらら」という小学館のPR誌を読んでいたら、角田光代さんのインタビューがありとても面白かった。
普通のインタビューと違うのは、現場の書店員の方たちがインタビュアーになっているところ。
私も角田さんは好きな作家ですが、有隣堂のKさんの読み込みの深さには脱帽。
角田さんもこれだけ熱心なファンが書店員にいたら、さぞかし心強いというか、ものすごくうれしいでしょう。
このインタビューでは、今までにないほど細部に突っ込んだ創作秘話を語っているくらいだから。
そういえば、私が書店員時代に若合春侑さんにファンレターを出したら、すぐに電話があり会いに来てくれました。
それをきっかけに野間文芸新人賞の授賞式にも招待してもらったし、今では担当編集者とも付き合いが続いている。

無花果日誌 」が文庫になったときには、こんなこともありました。

○書店にお伺いして『無花果日誌:文庫版』30冊に署名&落款を記させて戴きました。若合に会いに来てくださった女性がふたり。片方はケメさんのファンで、いつぞやのインタビューをきっかけに若合を知ったという神楽坂勤務の方で、もうひとりはもう何年も前から知っている飛鳥新社の編集者K嬢。終了後、○○店長が若合、角川K女史、飛鳥K嬢を美味しいケーキ屋さんに誘ってくださり、これまで関わった大作家のエピソードなどをお話くださった。いつも拙著を大事にしてくださって、その上、御馳走になり恐縮このうえなし→K女史、K嬢とカフェバーへ。夏の夕暮れに蝉の声を聞きながらビールを飲む、神楽坂ならではの風情が心地よし。

若合春侑の仕事・身邊雜記より

残念なのは、彼女が最近小説を書かなくなっていること。
芥川賞の候補に3回もなっているのだけれど、もし受賞していたら・・・..。

 

もう、私も書店員ではないので、本を売って応援することは出来ないが、仕事を超えて売り込みをしたいと思っている。
とにかく、私はその才能惚れ込んでいるので、ぜひ、また文学の世界の戻ってきて欲しいと願うばかりだ。








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